講義
IT社会は人間をどう変えるか
(第5期講座)
受講生から寄せられた感想です
西垣先生の考えは、ITという面から、現代の状況を読み解いていくというもので、非常に新しい視点からの考え方で新鮮なものであった。
ただ、先生の解釈での生命尊重主義の視点からの新しい方向についての言及が少なく、若干、消化不良の観があった。
先生が庭の桜の木にオーラを感じると言われたことが、一番共感できることでした。そのような理論ではなく感じる考え方ということ、それから先に進んで行くことが、これからの世界に必要であるように思います。
[A. Hさんの感想]
ユダヤ・キリスト教的普遍主義など民族的エートスがIT社会にも秘んでいるということは、納得できます。シリコンバレーの文化が米国西海岸のカウンターカルチャーなくして説明できないのも同じようなことでしょう。つまり普遍的に見える技術にも、文化や民族の“色”が付いている。我々はうっかりすると、その色に染まってしまい、日本人であることも忘れてしまう危険があると西垣先生はおっしゃたのではないでしょうか。
一方でそのことはどんな技術についても言えることなので、特に近年のITだからこそ、その弊害が(おそらく)深刻になっているのはなぜか、をもう少し知りたかったと思います。
西垣先生はバリバリのエンジニアだった方なのに、文学者の風情があって、お話も楽しめました。余談ですが、着物(和服)似合いそうですね。ぜひ着物着て講義してみてはいかがでしょう。かっこいいと思いますよ。
[織田孝一さんの感想]
著作でしか知り得なかった講師の考え方が、濃縮された講義によって非常によく理解できるようになりました。今後も今回扱ったテーマについて継続的に考えていきたいと思います。
[奥山智紀さんの感想]
対象としている年齢層から大きく外れていたために、非常に浅い理解しかできなかったことを悔いています。ただ、私が今まで(たった14年間ですが)学んで来たこと(社会科学なり民俗学なり)を“生命”という所から見ることができるのか、と実感をともなう気付きがありました。そして、興味を持ったのが西垣さんの紹介された“オートポイエーシス”という概念で、本人もおっしゃっていたようにそれをモチーフとして持ちながら、改めて三木成夫さんなどの東洋思想を眺めれば、すごい発展があるのだろうな、と思いました。
[Y. Hさんの感想]
情報学的展開の部分をもう少し具体的に聞きたかったです。キーワードは「オートポイエーシス」「生命の内側から考えていく」ということですが、インターネットを通じて、マイナーな趣味の同好会やブログなどでローカルな共同体が現在ネットワークで多数でてきています。この現象はグローバルの片方で生命の内側から生まれた現象と捉えてよかったのでしょうか。
[匿名希望さんの感想]
1、2回目、残念ながら欠席で初めてだったが、本では知ることのできない自由な話だったので、面白かった。[宇都出雅巳さんの感想]
[宇都出雅巳さんの感想]